二重手術
正確には重瞼術と言います。まぶたの中には瞼板という繊維性の組織があり、その上方には眼瞼挙筋、ミューラー筋という筋肉があります。この筋肉が収縮すると瞼板が上昇し、まぶたが上がり、眼が開くということになります。瞼板と皮膚に何らかの癒着があれば、瞼板と一緒に皮膚が引き込まれ、二重のラインが現れます。この癒着が弱いと一重まぶたになると言うことです。逆に言うと二重を作るにはこの癒着を人工的に作れば良いということになります。その癒着を作るには糸で人工的な癒着を作る方法(埋没法)と、直接皮膚と瞼板の組織間の癒着を作る方法(切開法)があります。
1.埋没法上まぶたに数カ所糸を通し、瞼板または挙筋癒着部と皮膚を縛って癒着を作る方法です。糸の結び目は皮膚の中に埋め込まれ(埋没され)、表面からは見えません。手術時間は両方で10分程度です。
2.切開法
上まぶたを切開し、余分な脂肪や組織を切除し、皮膚と瞼板を直接縫合します。抜糸は5〜7日後です。
以下に利点欠点を示します。
| 埋没法 | 切開法 | |
| 利点 | 切らなくて良い 腫れが比較的少ない ライン変更可能 | 取れにくい くっきりした二重が可能 同時に脂肪の除去も可能 |
| 欠点 | やや取れやすい | 抜糸まで5〜7日かかる 腫れがやや長い |
当院ではいずれの方法でも二重のラインが薄くなった、取れたという場合には処置料のみで、いつでも再手術致します。
眼瞼下垂
加齢とともに上まぶたはたるんできます。
その原因はまぶたを引き上げる筋肉に続く腱膜にあることが多く、腱膜性眼瞼下垂と言います。
コンタクトレンズの長期間の装用やまぶたを擦る癖のある方にも多く見られます。
症状としては
1.上まぶたの外側が下がり、三角目になる
2.上方の視野が狭くなるため、顎を出した姿勢をとりやすい
3.眉毛の挙上がある
4.ひたいの横皺が目立つ
5.肩こり、頭痛がある
などです。
治療法は以下のようになります。
1.挙筋腱膜修正術上まぶたを切開し、伸びきった腱膜を修復する方法
(同時にたるんだ皮膚を切除する)2.皮膚切除術
たるんだ皮膚と眼輪筋を切除する方法3.眉下切開術
眉の下の重い皮膚および皮下組織を切除する方法